BEGIN:VCALENDAR PRODID:-//cotosaga.com//cotosaga//EN VERSION:2.0 CALSCALE:GREGORIAN METHOD:PUBLISH X-WR-CALNAME: X-WR-TIMEZONE:Asia/Tokyo X-WR-RELCALID:"" BEGIN:VTIMEZONE TZID:Japan BEGIN:STANDARD DTSTART:19390101T000000 TZOFFSETFROM:+0900 TZOFFSETTO:+0900 TZNAME:JST END:STANDARD END:VTIMEZONE BEGIN:VEVENT DTSTART;VALUE=DATE:20080811T000000DTEND;VALUE=DATE:20080817T000000DTSTAMP:20080731T010341ZUID:cotosaga.com/event/143529CLASS:PUBLIC CREATED:20080731T010341ZDESCRIPTION:『劇団阿彌夏期演劇ワークショップ』講師:岡村洋次郎LAST-MODIFIED:20080731T010341ZLOCATION:東京都北区豊島7-26-19 シアター・バビロンの流れのほとりにてSEQUENCE:0 SUMMARY:『劇団阿彌夏期演劇ワークショップ』講師:岡村洋次郎TRANSP:OPAQUE URL:http://54.248.204.210/event/143529DESCRIPTION:今、若い人たちがデス・コミュニケーションに陥っているとすれば、
精神の荒廃、文化の危機、それは当然演劇の死滅を意味します。
 
現代は、人間の無限の交流能力を経験したことがない舞台ばかりに立ち会わざるを得ない情況になっています。しかし実は日本に近代演劇が導入されて以来ずっとそうなのです。当時はある程度のコミュニケーションが成立すれば間に合っていたのでしょう。ところが現代はコミュニケーション不全に陥っているからこそ、この怖ろしい情況を打破するには、より深いコミュニケーションの実現が必要とされているのではないでしょうか。
 
日常レベルのコミュニケーションではなく、舞台における演技者相互、あるいは観客と演技者との間には無意識層も含めた交流が作動する可能性があり、これが完全に塞がれた状態が現在のあらゆる舞台に云えると思います。いやむしろそういうことを本能的に避けてさえいるようです。そういう深い交流に耐えることができない身体になっていることに気づいているかのようです。
 
このワークショップは、演技以前であるとともに、演技の核心となる<コミュニケーション>とは何かということの集中レッスンになります。若い人たちの身体は、苦しみ、闘っています。そのひとりひとりの身体にその当人と共に向かい合って、その身体から出発していかざるを得ないと思います。つまり演技論的理想を探求するだけでなく、現代を最も深いところで体現している若い身体たちとの共同作業が必要不可欠と考えています。演技におけるその方法論<新しいメソッド>は舞台創造を支えるうえで重要だという結論は持っているのですが、その前に演技はまず存在論的な問われ方をしているのではないでしょうか。その後で、またはそれとともに演技論的実践の領域に踏み込んで行けると考えています。
 
初心者の方、演技の嫌いな方、演技を根底から見直してみたい方、歓迎します。END:VEVENT END:VCALENDAR