BEGIN:VCALENDAR PRODID:-//cotosaga.com//cotosaga//EN VERSION:2.0 CALSCALE:GREGORIAN METHOD:PUBLISH X-WR-CALNAME: X-WR-TIMEZONE:Asia/Tokyo X-WR-RELCALID:"" BEGIN:VTIMEZONE TZID:Japan BEGIN:STANDARD DTSTART:19390101T000000 TZOFFSETFROM:+0900 TZOFFSETTO:+0900 TZNAME:JST END:STANDARD END:VTIMEZONE BEGIN:VEVENT DTSTART;VALUE=DATE:20090324T103000DTEND;VALUE=DATE:20090401T190000DTSTAMP:20090311T025606ZUID:cotosaga.com/event/356044CLASS:PUBLIC CREATED:20090311T025606ZDESCRIPTION: コニカミノルタプラザ 小川康博写真展「河の記憶」長江2002~2007     ギャラリーC LAST-MODIFIED:20090311T025756ZLOCATION:東京都新宿区新宿三丁目26 JR新宿東口徒歩1分 フルーツの新宿高野4F 東京都新宿区新宿3-26-11SEQUENCE:0 SUMMARY: コニカミノルタプラザ 小川康博写真展「河の記憶」長江2002~2007     ギャラリーC TRANSP:OPAQUE URL:http://54.248.204.210/event/356044DESCRIPTION:<作者コメント>

中国が長江中流域に建設中で、完成すれば世界一の規模となる三峡ダム。その建設工事の影響で、杜甫や李白の詩に登場する美しい風景が水没するのを知ったのは、2002年の夏のことでした。

消えゆく風景をこの目で見たいと思い、私は長江への旅に出ました。船のデッキから眺める河の風景は美しく、またはかなくもありました。やがては水の中へと没してしまうその風景のはかなさには、私の意識の深いところを刺激する何かがありました。

私は今回の写真展で、この世界第三の大河、長江への想いを視覚的に表現したいと思っています。三峡ダム上流の町々はすでにその多くが水没し、百万を超える人々が移住させられました。すべてを呑み込んだ長江は、まるで何も起こらなかったかのように、今、この地を悠然と流れています。河の水面を覆う深い静寂は、我々に何を語りかけているのだろう。そんなことを考えながら、私は旅を続けてきました。

<作者略歴>

小川康博(おがわ・やすひろ)
1968年神奈川県生まれ。24歳で写真をはじめる。2000年、旅の軌跡をモノクロームで綴った作品「不確かな地図」で第37回太陽賞受賞(平凡社)。以来、日本やアジアをフィールドとして活動を続けている。中国・三峡をテーマにした作品で2006 Oskar Barnack Award(Leica France)にノミネート。2008年8月、初の写真集「Slowly Down The River往にし方への三峡をめぐる旅」(クレオ)を出版。

カラープリント A1、B1 約30点
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