第3期収蔵品展 向井潤吉 生きている民家失われゆく民家の姿を追いつづけた画家・向井潤吉。彼によって描かれた風景は、それぞれの風土の中で生きる人々が発する、生活の生きづかいを、その画面に漂わせています。本展では、民家の「生きている」姿に込めた、向...
母屋からL字型に突き出した厩をもつ「曲屋」、厳しい冬の風雪に耐える「カッチョ」(防風柵)、養蚕を営む人々の「かぶと造り」とよばれる多層民家—。こうした様々な民家のかたちは、風土とともに生きる人々の、生活の知恵が生み出した造形だといえるでしょう。
...
[作・演出] ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[出演] 余貴美子/高橋ひとみ/萩原聖人/渡辺いっけい/高橋克実/ほか
≪世田谷美術館 山口薫展 都市と田園のはざまで≫世田谷のアトリエにて、郷里・群馬の原風景を描きつづけた画家パリ留学より帰国した1933(昭和8)年、画家・山口薫(1907-1968)は世田谷・上北沢にアトリエを構え、60歳にて他界するまでの35年間を過ごしました。...
2008年、結城座の最後の公演は、河竹黙阿弥の「破れ傘長庵」です。
黙阿弥は江戸末期から明治初期という、大きな時代のうねりの中で生きた作家です。幕末には、安政の大地震が起こり、大獄事件、黒船来航、さらには明治へと続く激動の時代でした。そんな時代の中、黙...
全てのジャンル