太田三郎(1884~1969)は愛知県清須市西枇杷島出身の画家です。10代で上京し、まず日本画を学んだのち、洋画に軸足を移し官展などに出品。洋画家としてキャリアを重ねるかたわら、雑誌や小説の挿画、絵はがきなどの大衆媒体において印刷物・版画の表現にも取り組...
名古屋市に生まれ、ほぼ独学で絵画技術を習得し、戦時の文化弾圧を受けながらも社会の不条理を描き続けた 岡田徹(おかだてつ、1914-2007)。東海のシュルレアリスム美術を牽引したひとりであり、公募団体「美術文化協会」の代表を務め、また子どもたちへの美術教育...
既存の空間やシステムに介入し、その在り方を一時的に変容させる美術作品や音響パフォーマンスを生み出す今尾拓真(1992-)。建物に備え付けられた空調機器を使って音を鳴らす《work with》シリーズは彼の代表作です。清須市はるひ美術館の建造物全体や美術館という...
詩人の谷川俊太郎は1960年代から現在に至るまで、さまざまな絵描きや写真家と200冊にも及ぶ絵本を作ってきました。ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。 そして生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、今日も...
清須市はるひ美術館では、2023年度企画展として、彫刻家・栗木義夫(1950-)の展覧会を開催します。
栗木は瀬戸市の陶芸家の家系に生まれ、やきものに使われる土や窯が身近にある環境で育ちました。日本大学で柳原義達のもと彫刻に対する考え方と表現について学び...