私たちは1日にどれくらいの電気を使っているのか、よく分かっていない。生活するのに必要な「量」を把握していないまま暮らしていると言えるかもしれない。2008年に行われた総務省の調査では全国に約760万戸の空き家があることが判明している。しかし、相変わらず新しい家は建ち続けている。人間にはもうすでに足りている数があるのだから、誰のために建てているのだろうか。一方、これだけ家が余っているのに都市の周縁には、路上生活者たちが自ら家を建設し暮らしている。それらの家は、どれも路上に落ちていた都市の余剰物と思われているものを転用して建てられている。つまり0円の家なのだ。この二種類の家は同じようで違う。前者は土地を持っている、後者は不法占拠している。しかし、土地って本当に所有することなんかできるのだろうか。また疑問が出てくる。当たり前と思っていたことをゼロから考えてみよう。
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