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江戸時代にカラーのアニメーションを見せるショーが人気を博していたと言ったら、「そんな馬鹿な!」と思われるかもしれない。しかし、オランダから渡来した幻燈を改良し、役者ではなく映像で勧進帳などのお馴染みの演目や滑稽な落語を演じる「写し絵」が1803年に神楽坂に登場すると大変な評判になり、その人気は明治時代まで続いた。つまり1897年に映画が入ってきた時には、すでに人々はこの音曲と語り手つきのアニメーションを見慣れていたということになり、日本で映画製作やアニメーション製作がすぐに盛んになったのも納得できるだろう。こうした日本のアニメーション文化の変遷から、日本の映像文化について考えてみませんか。
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