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「レイアウト」とは、一枚の紙に、背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークの有無やそのスピード、撮影処理など、そのカットで表現されるすべてが描かれたアニメーション映画の設計図ともいえるものです。分業化が進んだ現在のアニメーション制作において、作品の統一感を持たせる上で重要な役割を果たしています。実はこの工程は、1974年に『アルプスの少女ハイジ』(ズイヨー制作)で高畑・宮崎監督がはじめて本格的に導入したシステムだと言われています。レイアウトはアニメーション制作の一工程ですが、そこには実際にカメラで撮影したり、正確な数値で構築したものでは感じることができない、つくり手たちのイマジネーションにあふれています。
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