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宇宙の年齢が予想外に短く推定される一方、遠方の銀河の数がずいぶん多く見えていた1990年代初頭。宇宙論の分野は大きな謎につつまれていた。
いくつもの方法で謎に迫る試みがなされたが、その中で最も早く状況を理解する結果を得たのが、遠方の超新星爆発を使って宇宙膨張を調べた2つのグループだった。2つのグループは、「宇宙膨張が加速している」という証拠を見つけ、チームリーダーを中心に3人の研究者が2011年のノーベル物理学賞を受賞した。ただ、「どうして加速しているのか」という大きな謎は今も解けていない。その謎には「暗黒エネルギー」という名前がつけられ、現在の天体物理学における最大の問題の一つとなっている。この「暗黒エネルギーの謎」を追いかけてきた日本の研究者に研究が進展していく様子を謎の解説や人間模様も含めてご紹介いただく。宇宙を追いかけてきた研究者たちの夢を覗いてみてはいかがだろう。 本イベント提供者
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