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顔料・砂糖などの素材を用いて色彩豊かで広がりのあるインスタレーションを作るオーストラリア西部で活動する作家PIP & POPと、線の細い遊女のモチーフをベースに、江戸の風俗世界を独特の絵画表現で魅せる山口藍。
本展では、経験豊かな日豪ふたりの女性アーティストの競演によって、PIP&POPが表現する幸福に満ちみちた豊かな「陽」と、山口藍による繊細で脆く、儚げな「陰」の要素を織り交ぜた空間表現を試みます。 ◆イベント概要◆ 会期:2012年7月19日(金)〜8月3日(金) 11:00~20:00 会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F) 〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F ACCESS 入場料:無料 協力:カモ井加工紙株式会社、株式会社中川ケミカル、ミヅマアートギャラリー 後援:オーストラリア大使館 企画制作:スパイラル 主催:株式会社ワコールアートセンター ◆関連情報◆ 1)PIP & POPスタジオワーク@エスプラナード 期間:7月2日(月)~7月16日(月・祝) 場所:エスプラナード(スパイラルM2F) 2) VOiCE spiral communication & education program 「World Channel vol.2 オーストラリアの文化政策に関するスタディ」 日時:8月2日(木) 出演:Zara Stanhope(インディペンデントキュレーター) アーティストトーク:PIP&POP、Prue Crome 3)PIP & POPワークショップ 日時:7月21日(土)14:00~ ◆プロフィール◆ 山口藍 1977年東京生まれ。 日本国内外で個展を開催する他、数々のグループ展にも参加。 2003年には化粧品ブランドSHU UEMURAとのコラボレーションによる商品が発売 され一躍話題に。「とうげのお茶や」で遊女として暮らす幼い少女たちを、独特の支持 体を用い、繊細な描線とセル画のような明解な色面で表現するアーティスト。多彩な アングルで描かれるさまざまなポーズをとった少女たちには、江戸時代の風俗と作者 特有のエロティシズムが同居しており、見る者に不思議な感覚を与える。 PIP&POP ニコル・アンドリヤヴィチとタニヤ・シュルツによる女性のアートユニット(現在はタニヤの みが活動)。西オーストラリア州パースをベースに活動。作品は、インスタレーション、 ドローイング、写真、ウォールアートと多岐にわたる。近年では2010年あいちトリエン ナーレに出品したほか、ドイツ、イギリスなど積極的に国外にて作品を発表する。 photo 左)PIP & POP 『Sweet Sweet Galaxy』 (2011) Smiths Row UK 右)山口藍 『道すがら』 (2010)アクリル、綿布、毛布、パネル 高橋コレクション蔵 (c)ai yamaguchi・ninyu works courtesy Mizuma Art Gallery
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