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舞台中央には1本の造木がある。
無心に瓶を磨き続ける男は、瓶を磨き上げることにしか興味がない。 スケッチブックに絵を書く女のそれは、ちょっと病的である。 ゴドーを待っている女は、ゴドーを待っている。 男はそんな場所にやってきた。 彼らは誰一人まともに喋ることができない。 研究者は、そんな彼らを研究材料にしている。 そしてもう一人、少女は造木に水を与え続けてる。 木が豊かに葉を生い茂らせることを夢見ている。 これは、男が少女に想いを告げるまでの話。
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