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会期 : 2015年7月30日(木)~8月5日(水) 9:00~16:30 ※土日閉館日
会場 : 東京藝術大学 大学会館展示室(東京都台東区上野公園12-8) 出展作家:今村 俊博 / 表 良樹 / 杉本 憲相 / Sari Doi / 人見 紗操 / 森 ナナ / 渡邊 拓也 会場構成: 添田 朱音 企画:山田 愛 (東京藝術大学院 先端芸術表現科 修士二年 有志) 《展覧会コンセプト》 利休が建てたとされる、待庵をはじめとする二畳の茶室。 彼がなぜ、建築的単位として基準とされる四畳半でなく二畳の茶室としたのかは明らかにされていない。 しかし、一説には建築空間の基礎を示そうとしたのではないかとされている。それは身体を基準とした最小の空間であるといえるだろう。この最小空間の中で対峙する主客の身体は、茶の湯という行為を介し、関係性を構築する中で強く浮彫りにされる。その時の空間は、もはや寸法を持たない全く別レイヤーの輪郭を持つのではないだろうか? この展覧会では、上述の仮説を一人の鑑賞者と作品との対峙体験でもって検証してみたい。 1820×1820×1820mmの空間は、その身体によってどこまで拡張、あるいは縮小することができるだろう。 7つの茶室を巡るころには、そのフィジカルな身体は消えてなくなっているかもしれない。
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