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円山応挙の襖絵(保存のため現在レプリカですが、それ自体が大変価値のあるものだそうです)のある、趣ある茶室での開催は、毎年大変好評を頂いています。抹茶と手づくりの菓子を召し上がりながら、作品をじっくり手にとってご覧いただけるよう、心をこめて準備しています!
■日時:2016年2月20日(土)11:00~15:00 ※お客様が何人か集まりましたら、その都度タイミングをみて「ミニ作品解説ツアー」も行います ■会場:東京国立博物館 茶室「応挙館」 (JR上野駅公園口、または鶯谷駅 徒歩10分) ◎アクセスマップ↓ http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=113 ◎館内マップ ↓ http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=114 <注意!!>会場は「応挙館」です。正門ではなく、必ず西門からお入りください。 ■参加費:700円(抹茶と手づくりの和菓子付き) ■主催・お問い合わせ先 NPO法人東京シューレ シューレ大学 TEL: 03-5155-9801 Email: univ@shure.or.jp URL: http://shureuniv.org/ ■開催主旨: 円山応挙が云う写生は、私達の知る写生とはまるで違っています。「実の写生」は、「現実のものの姿を写す」ということで、それはわかるように思います。 しかし、架空の存在ながら心にあるイメージを移すという「虚の写生」、生命感や風情や品格を写す「気の写生」などは、私達の固定概念には収まりません。 応挙の写生は、描きたいものを自分に引き寄せ、自分がひきつけた対象をそのように描き出すということのようなのです。 そんな応挙の写生を手がかりに、思うように描くということに努めました。絵の空間と実際の空間を繋ぐことを志向した応挙の茶室で、応挙の絵に見守られながら絵をご覧頂けます。 抹茶と茶菓子を用意してお待ちしています。 ■応挙館について(東京国立博物館ホームページより) 尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗寺院、明眼院(みょうげんいん)の書院として寛保2年(1742)に建て られ、後に東京品川の益田孝(鈍翁・ 1848~1938)邸内に移築、昭和8年(1933)当館に寄贈され、現在の位置に移されました。室内に描かれている墨画は、天明4年(1784)、円 山応挙(まるやまおうきょ 1733~1795)が明眼院に眼病で滞留していた際に揮亳したものであると伝えられています。床張付に老松と石と竹、腰障子 に稚松と石と竹を描いています。
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