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心に病気を持っていた少女がいたら、下出のような絵を描くことでしょう。気持ちは大人、頭は子供、、、その微妙などちらにもなりきれない挟間。下出はそんな絶妙な挟間を、本人の体験から、絵にしていきます。かわいらしい少女達やおにぎりが描かれ、子供が描いたような画法で描いていきますが、、シュールであり、描かれている内容は、大人でも子供でも理解ができて、理解ができない、人が持っている大人、子供両方の気持ちをくすぐってくれます。色彩は明るく原色が多いのですが、描かれている内容によって、その色の持つ本来のイメージとは違うイメージを受けることがあります。絵本の物語のような明るい色彩を使っているのになぜか怖い印象や寂しい印象をうける。 これは下出 本人が実際に体験した、精神的な者が強く反映されているのかもしれません。今回はそんな下出の心の中を覗ける個展になっています。
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