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篤姫も愛した400年の伝統の美
「SATSUMA」の名で世界に知られる薩摩焼は、篤姫の義父、島津斉彬の集成館事業でも力を入れたもののひとつであり、篤姫もまた、磯の別邸の藩窯で焼かれた香炉や置物などの薩摩焼を所有していました。ヨーロッパで高い評価を受けたのは、第2回パリ万国博覧会(1867年)のこと。それから140年を経た2007年、これを記念した展覧会「薩摩焼パリ伝統美展」が、世界最高峰の陶磁器専門美術館として知られるフランス国立陶磁器美術館(セーブル美術館)で開かれ、好評を博しました。本展では、このフランス国立陶磁器美術館で出品された作品を中心に、400年の歴史を誇る薩摩焼の優品約200点を紹介します。 写真左:錦手鳳凰松竹梅文蓋付飾壺 19世紀後半 鹿児島銀行蔵 写真右:色絵龍文唐子三脚香炉 19世紀後半 フランス国立陶磁器美術館蔵
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