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<作者コメント>
ダンプス村は首都カトマンズからポカラまで国内便で50分、そこから山道を車に揺られて2時間ほどの、ヒマラヤの麓の村です。棚田で作る米の他に、これといった現金収入のない貧しい村です。 この村の素朴な佇まいに惹かれて旅を重ねるようになりました。ガイドのグン・ジャガンさんと一緒に村を歩いていると村人と顔見知りになり、お茶や食事に呼ばれるようになりました。 ここはモンゴル系のグルン族の多く住む村です。素朴で温厚な村人の気質に触れると、まるで故郷へ帰ってきたような心地よさを覚えます。経済成長をとげた日本人が豊かさと引き換えに失ったものが、ここにはまだ豊かに息づいています。政情も経済も不安定ですが、子どもたちの未来に幸いあれと願いながら、村の暮らしをドキュメントしました。 モノクロプリント 大全紙・全紙 約50点
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