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初期写真史の逸品を一堂に展示
日本全国の美術館、博物館などが所蔵する幕末から明治中期の写真・資料を調査し体系化するシリーズ展の第二弾。近代的西洋文明の象徴であった写真の技術は開国とともに各地へ広がり、鵜飼玉川や上野彦馬などの写真師によって、近代化する日本の姿が写しとられました。本展では、写された像だけでなく、装丁など「もの」として楽しめる初期写真史の逸品を紹介します。 【フロアレクチャー】 ・担当学芸員による展示解説を各16:00より行います。 ・3/13(金)、3/27(金)、4/10(金)、4/24(金)、5/4(月・祝)〜5/6(水)、5/8(金) 写真:豊原国周《猿若町芸者 小菊》 浮世絵 1875(明治8)年頃 内田写真株式会社蔵 豊原国周(1835–1900)は14歳で歌川三代豊国に入門し、幕末から明治時代に活躍した浮世絵師のひとりです。これは芸者小菊が写真を眺めている姿を描いたもので、その写真の裏面には「九一」の文字を確認することができます。このことからも、内田九一が著名な写真師のひとりであったことをうかがい知ることができます。
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