王妃の愛した薔薇 宮廷画家ルドゥーテの世界

王妃の愛した薔薇 宮廷画家ルドゥーテの世界

　薔薇の奥深い魅力に様々な角度から迫る『王妃の愛した薔薇 宮廷画家ルドゥーテの世界』を開催いたします。
　フランス革命の動乱期、マリー・アントワネットやナポレオン妃 ジョセフィーヌに仕えた宮廷画家ピエール＝ジョゼフ・ルドゥーテ（1759～1840年）は、薔薇の花の魅力に取りつかれ、169枚の銅版画からなる大著「バラ図譜」（Les Roses）を完成させました。植物学的正確さと芸術性を備え持つ“バラの肖像”を描くことに成功した「バラ図譜」は、ボタニカル・アート（植物細密画）の金字塔として、現在も観る者の心を捉えてやみません。18世紀の宮廷画家の生誕250年を記念して、本展では、「バラ図譜」の中から代表作を中心に約100点と、日本初公開となるルドゥーテの肉筆画3点を展示いたします。
　また、普段あまり目にすることのないオールドローズを開花させて、ルドゥーテの描いた薔薇と比較展示いたします。さらに、パフューマリストによる薔薇の“香り”の演出を加え、薔薇の魅力を体感いただける内容となっております。さらに、薔薇に関するトークショーやワークショップも開催いたします。


（掲載写真）ピエール＝ジョゼフ・ルドゥーテ《ロサ・ビフェラ・マクロカルパ》　「バラ図譜」より銅版画、コノサーズ・コレクション東京

【期間】　2009年4月25日(土)～5月10日(日)
【時間】　10:00～21:00（最終日18:00まで）※入場は終了30分前まで
【会場】　玉川高島屋S･C　西館1F　アレーナホール
【入場料】　一般 600円、中学生 300円、小学生以下 無料
【主催】　玉川高島屋S･C、産経新聞社
【後援】　サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、iza!、
　　　　　　　SANKEI EXPRESS、世田谷区教育委員会、川崎市教育委員会
【企画協力】　コノサーズ・コレクション東京、テモアン
【お問合せ】　03-3709-2222（代表）

　会場ではルドゥーテの描いた薔薇をモチーフにした本展限定のオリジナルグッズを販売します。会期中、南館1Fプラザの特設ショップにて薔薇の販売や、本館3Fローズガーデンでは本物の薔薇が開花を始めるなど、館内各所で薔薇の美しさをお楽しみいただけます。