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女帝エカテリーナ2世の生涯と華麗なる18世紀ロシア宮廷生活
女帝エカテリーナ2世(1729〜1796)の時代、ロシア宮廷では君主の威厳と崇高さを演出するさまざまな工夫が試みられました。女帝は「エルミタージュ・エチケット」と呼ばれる礼儀作法を厳格に規定し、宮廷儀礼の形成に大きな影響を与えました。また、女帝の財力や権勢を誇示する絶好の機会でもあった晩餐会では、西欧各国の王立窯や伝統窯に特別なディナー・ウェアを発注し、当時たいへん貴重であった白磁を贅沢に使用しました。本展では、日本初公開となるベルリン王立窯の《ベルリン・デザート・セルヴィス》や、愛人ポチョムキン公のために注文されたセーヴル窯の《カメオ・セルヴィス》など、エルミタージュ美術館の所蔵品より4つのディナーセットのコレクションを選び、女帝エカテリーナ2世の生涯と華麗なる18世紀ロシア宮廷生活を紹介します。 <フロア・レクチャー> 4月23日(木)、5月7日(木)、5月19日(火)、6月2日(火)、6月16日(火)、6月30日(火) ※各14:00より、学芸員による展示解説を行います。入館者対象、無料。 ※他、事前申込制によるイベントがございます。詳細はホームページをご覧ください。 写真左:《ベルリン・デザート・セルヴィス》より ベルリン王立磁器製作所、ドイツ(プロイセン)1770〜1772年 写真右:《カメオ・セルヴィス》よりボトル・クーラー(部分) セーヴル王立製作所、フランス 1778〜1779年 (c)Texts, photos, The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2009
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