メアリー・ブレア展

ディズニー作品に欠かせない女性作家のひとり

米国オクラホマ州に生まれたメアリー・ブレア（1911〜1978）は、ウォルト・ディズニーとの出会いで才能が開花。「シンデレラ」（1950）、「ふしぎの国のアリス」（1951）、「ピーター・パン」（1953）などのカラー・スタイリストとして、素晴らしい色彩感覚をいかした功績を残しました。また、ディズニーランドの人気アトラクションとして不動の地位を築いている「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも、彼女がてがけたものです。本展は、スタジオジブリが展覧会の企画と作品選定を担当し、膨大な作品群から精選した約500点の作品、彼女の生涯を様々な写真、愛用品、映像を通し時代の流れと共に展示します。心に響く作品にきっと会えることでしょう。

写真：「ふしぎの国のアリス」コンセプト・アート　1951年
(c)Disney Enterprises, Inc.