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『ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし』
タイトルにある「Stitch(ステッチ)」とは、「針を運ぶこと」という意味です。この言葉から、あなたは何を思い浮かべますか? 多くの人が想像するのは、手芸やニードルアート、もしくは伝統的な刺繍工芸や民族衣装を彩る刺繍などでしょう。本展で展示される作品は、ともすればそうした共通理解を裏切るものかもしれません。 ここで紹介する作家たちは、時間や記憶を定着させたり、自己の内面をえぐりだしたり、油絵やドローイングとは異なる描線を得たりするために、針と糸を表現の媒体としています。「Stitch」は、作家が自身を表現するために一針ごとに行う決断の集積です。そしてそれは、誰にも身近な素材によって作られているからこそ、感触や制作に費やされた時間の長さなどを身体感覚として理解でき、表現に対する新鮮な驚きや、見ることの喜びをもたらします。 本展の舞台となるのは、個人の邸宅として建てられた庭園美術館。異なる表情を持つ展示室に、それぞれの作家が独自の作品世界を織り出すインスタレーションにもご期待ください。 ■入館料 一般 1,000(800)円、大学生[専修・各種専門学校含む] 800(640)円、小・中・高校生および65歳以上 500(400)円 *( )内は20名様以上の団体料金 *未就学児、障害のある方とその介護者1名、教育活動として教師の引率する都内の小·中·高校生および教師は無料 (事前の申請が必要です) *第3水曜日(8月19日、9月16日)は65歳以上の方は無料 主催:財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会 後援:東京都 協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷 助成:芸術文化振興基金 協力:株式会社たくみ、ディー・エム・シー株式会社 年間協賛:戸田建設株式会社、東京ガス株式会社
※掲載情報について |
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