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二人は何度かインドを訪れている。
杉浦グラフィズムの源流をなし、中島の書くエネルギーを育んだインド。インドの地に何があるというのか・・・。 たとえばヒンドゥーの聖音「オーム」は、万物の生成・消滅にかかわる波動だという。オームの波動は、生命体の形に、古代インドの建築や音楽に、言葉、思想にも結晶している。 では現代のインドでは、この悠久の波動をどのようなかたちで受け止め、人々の日々の暮らしに生かされているのだろうか。 現在のインド・デザイン、インド思想を考察する。 インドばかりではない。中国や韓国、日本の古くからの考えには、私という一人の存在の背後に無数の他者の存在があった。その他者とは人だけではない。森羅万象の声に耳をかたむけるアジアの自然観、生命観、それはまさに「多主語」といえよう――。 『杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア』の刊行を記念して、著者・杉浦康平氏と気鋭の論者・中島岳志氏が語り合う。 <イベント概要> 日時:2010年7月4日(日)16:00~18:00(開場15:30~) 会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山 定員:120名様 入場料:税込700円 参加方法等の詳細:http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201007/74.html <お問い合わせ先> 青山ブックセンター本店 03-5485-5511(受付時間: 10:00~22:00) ※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。
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