建築家に設計を頼むこと、建築家の住宅に暮らすこと

『建築家が建てた50の幸福な家』の著者松井晴子さんと、50の幸福な家の一つである「朝吹さんの家」を設計された中村好文さん、さらに建て主、住み手である朝吹剛さんを交えて、建築家に設計を依頼することの面白さ、楽しさ、大変さ、また長く住み続けられる幸福な家とは何かについて三者それぞれの立場を超えて語っていただくトークイベントです。

日時：2010年12月21日（火）19:00～21:00（開場18:30～）
会場：青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員：120名様
入場料：税込500円

▼お申し込み・詳細
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201012/1221_1.html
お問い合わせ電話：青山ブックセンター本店 03-5485-5511
（受付時間：10～22時／お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。）

＜プロフィール＞

松井晴子
1944年東京都生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。住宅雑誌、建築専門誌の編集を経て、現在、「住」に関わる取材執筆、単行本の企画・編集を行っている。著書に『住宅の手触り』（扶桑社）、共著に『郊外住宅地の系譜』（鹿島出版会）。企画・編集に『世界の建築・街並みガイド』全6巻（エクスナレッジ）、『小さな建築』（みすず書房）、『アメリカの名作住宅に暮らす』（建築資料研究社）など。


中村好文
1948年千葉県生まれ。72年武蔵野美術大学建築学科卒業。都立品川職業訓練校で家具製作を学ぶ。76～80年吉村順三設計事務所。81年レミングハウス設立。87年「三谷さんの家」で第１回吉岡賞受賞。93年「諸職の技術を生かした住宅」で吉田五十八賞特別賞受賞。日本大学生産工学部居住空間デザインコース教授。主な著書に『住宅巡礼』、『住宅読本』、『意中の建築　上・下巻』（いずれも新潮社）、『普段着の住宅』（王国社）、『中村好文　普通の住宅、普通の別荘』（TOTO出版）など。

朝吹剛
東京都生まれ。1990年に建築家中村好文氏に住宅設計を依頼し竣工。以来20年間住みこなしてこられた。建築への造詣も深く、現在でも建築専門誌を愛読されている。